【離乳食期の便秘を防ぐ】小児科勤務経験看護師がわが子に実践している便秘予防法を紹介

小児科・保育園勤務経験のある看護師である私が、

わが子に実践している便秘予防のための習慣を紹介します。

子どもは現在生後8か月ですが、

未だに便秘知らずの食欲旺盛な子に育っています。

この記事は

そんなお悩みを持つ方へ向けた内容になっています。

赤ちゃんの便秘を予防する方法を簡潔に言うと

ズバリ、

大人の便秘予防の方法と同じことをすればいいのです。

赤ちゃんだからといって特別なことはなにもありません。

この2つは私が大人の患者さんにも便秘予防指導の際に話している内容と同じです。

これをわが子に実践し、便秘を予防しています。

では、実際どうしているのか詳しくお伝えしていきますね☆

そもそも離乳食期の赤ちゃんが便秘になりやすい理由

小児科では「おなかを痛がって、眠れないし食欲もないんです…」と受診される方が多く、

そのほとんどは便秘が原因でした。

それくらい赤ちゃんや幼児は便秘になりやすいのです。

なぜなら消化器官が未熟で、筋力も弱いので、便を運んで体外に出す機能が強くないから。

そのため、離乳食が始まり便が固くなってくると、

余計便を出しづらくなり、便秘になってしまいます。

そしてさらに、

赤ちゃんは寝た姿勢のまま足を曲げることで腹圧をかけて排便することが多いです。

この姿勢は足でふんばることができず、便器に座る姿勢と比べて排便しづらい姿勢なのです。

便秘予防のためのポイント①水溶性食物繊維を離乳食に取り入れる

食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類あることをご存じでしたか?

水分を含んだ柔らかい便をつくるために必要な食物繊維は水溶性食物繊維なんです。

水溶性食物繊維を適度に離乳食に取り入れていけば、出しやすい便をつくる手助けをしてくれます。

我が家では、ニンジンやサツマイモ、じゃがいも、かぼちゃ、いちご、ホウレンソウなどの

離乳食にも取り入れやすい食材をよく使っています。

大麦は、水溶性食物繊維が非常に多く、私も便秘予防のためにご飯に混ぜてよく食べている食材なのですが、

消化器官が未熟な赤ちゃんには不向きだという意見もある食材です😅

ですが、おかゆに混ぜるだけという手ごろさもあるため、野菜が苦手な赤ちゃんにはおすすめです。

大麦を食べさせてみたい方は、赤ちゃんのために加工された『はくばく』の

7カ月から食べられる『ベビー大麦おかゆ』を試してみてください✨

便秘予防のためのポイント②排便姿勢を正す

姿勢で変わるの?と思う方もいるかもしれませんが、

意外と大事なんです。

私の体感ですが、おむつ内で立ったまま排便することが習慣になっている幼児さんは、

便ができらずちょこちょこ出しになってしまい、便秘になりがちです💦

本来、排便は便器に座る、またはかがんだ状態でするものですよね🤔

その姿勢が正しい排便姿勢なのです。

和式便所にまたがっている時の姿勢が理想的ですが、

様式便器に座って両足がしっかり床についている姿勢でも大丈夫です。

図に示すとこんな感じの姿勢です👇👇

この姿勢を、赤ちゃんバージョンにするとこんな感じです👇👇

便座はまだ離乳食期の赤ちゃんには大きく、台座を使っても足が届かないので、

私は、おむつをした状態で丸めたタオルをドーナツ型にして模擬便座にしています。

おまるがある方はおまるに座った姿勢でもOKです。

この姿勢になるタイミングは『授乳・ミルク後、食後』です。

食後に消化器官が動きだすので、排便が起こりやすいタイミングになります☆

赤ちゃんの様子を見ていると、

黙って力をいれてしんけんな顔(いきんでいる顔)をしている時があります😠

その顔をしている時が、ベストタイミングです☆

ちょっとした工夫ですが、姿勢を気をつけるだけでいきみやすくなり、快便にすることができますよ✨

まとめ

私がわが子に行っている便秘予防策は2つです。

赤ちゃんの便秘予防だけでなく、大人にも効果がある方法なので、

水分補給やマッサージに合わせてぜひ試してみてくださいね😊

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